小布施ワイナリーの一日 2006

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小布施ワイナリーが大忙し 16日には契約栽培農家から葡萄が4トン入荷
これは大変と 押しかけ蔵人登場です。

朝早く出ようと思ったのに配達が入り、来期のそば焼酎黒姫の打ち合わせの電話と
出掛けるのが遅くなってしまいました。
到着すると 「契約の葡萄がキャンセルになりました。」
聞くところでは 今年の夏の長雨の影響か病気が発生したりして
よい葡萄が用意できないとのことで入荷せず。
一番 やりがいのある仕事が 無しになりましたが、蔵仕事をお手伝い

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まずは セレクションメルローのプレス
これは 初めての試みで 畑での収穫のときに 予めよい葡萄だけを選りすぐり
収穫をされたとのこと 興味しんしんです。

大事なワインは タンクでの一次発酵終了後 皮などからのタンニンの抽出が 進みすぎて
上品さがなくなる前に ワインと皮とをプレスして分けます。
丁寧に行うときの道具は バケツです。
ワインにストレスをかけないように 一杯ずつくみ出し「バスラン」へ移します。

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フリーランのワインを試飲してみると フレッシュな果実味がいきなり広がり
いや こんなに旨いのは初体験

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搾るにしたがって フレッシュさが収まり 酸味や複雑さが出てきて もっと
美味しくなる予感がしますね。
ワインを 樽に入れて作業終了

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午後になって オーディネール メルローの プレスをタンク2本
その後は サーマルタンクで低温発酵させたシャルドネを 新樽に5本詰め替えて
ワインだらけになりながら 早くも外は暗くなってきています。

その他に 樽への移しかえを2本
作業は 大変な力仕事じゃ無いんですが、時間がかかる
ワインのタンクを プレス機のそばに運び、ポンプをつなげて
木樽を洗浄して並べて タンクを櫂入れしながら プレスして移すのですが、
発酵中のワインは入れすぎると泡が吹き出すし 適切な量を入れないと
樽内の空気が多くなるし 気を使います。

今年も新樽を20本買い足ししてるし、樽の風味が付き過ぎないように
新樽から一年落ちの樽への移動もその後入ります。
そうしているうちにも 葡萄は運び込まれてきて除梗して酵母を入れて
発酵に入る作業も どんどんしないと葡萄は悪くなります。
適切なときに 適切な手入れが必要なんですね、
微生物は待ってはくれません。

朝行ったときには もう数日間も夜10時過ぎまで働いているので
今日は 早く終わりますよ、と言ってたのに、この間と同じように
夜食を食べて 櫂入れが終わり 洗い物が終わったのは 夜8時半

いや 一日の最後の櫂入れは やっぱり疲れていて大変です。
今日は滑って落ちそうになりました。

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ブラッククィーンの櫂入れの写真です。
発酵して炭酸ガスが沸いてくると 皮と種が上の方に押し上げられてきます。
そのままでは エキスが抽出できないので 日に2回櫂で攪拌して押し下げます。
これが重いんです。

一日 ワインの香りをかいで、ワインまみれになって過ごせました。
結構幸せです。







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